• 2018/07/20

マグネシウムの造形

パウダーベッド方式の金属3Dプリント(Additive Manufacturing)では、各種の粉が使われていますが、今後開発が進んでいくと思われる材料の一つに、マグネシウム合金があります。 マグネシウム合金は比強度が高く、多くの鋼やアルミ部品に取って代わると言われていますが、加工が難しい材料として 知られています。金属3Dプリントでは、ニアネットシェイプで作ることができるため、歩留まりの改善が期待されています。マグネシウムの造形の報告は多くはありませんが、研究段階ではいくつかトライされています。 例えば、Mg合金AZ91は、適切なスキャンパラメータ設定により、相対密度99.5%以上を達成でき…続きを読む


  • 2018/07/10

アトマイズ方法による造形品の特性の違い

パウダーベッド方式の金属3Dプリント(Additive Manufacturing)で使われる粉を作る方法は、ガスアトマイズ、 プラズマアトマイズ、ディスクアトマイズ、水アトマイズ、プラズマ回転電極法などの方法が使われます。 その中でも、粒子の形状、粒度分布、組成の調整などの点から、ガスアトマイズやプラズマアトマイズが多く使われています。 しかし、近年では製造コストの低い水アトマイズでも使用検討がなされています。 水アトマイズで作った粉を金属3Dプリントで使われる粉を作る方法は、ガスアトマイズ、 プラズマアトマイズ、ディスクアトマイズ、に適用した場合の課題は、球形度が低く凹凸が多いこと、含有酸…続きを読む


  • 2018/07/04

不活性ガス種による造形品の特性の違い

17-4PH(SUS630相当)は析出硬化型ステンレス鋼で、時効硬化処理により、硬度が上がります。硬度を上げるのは、マルテンサイト相(α相)で、オーステナイト相(γ相)は硬化に寄与しないため、γ相が多い状態では、時効硬化処理をしても硬度が上がりません。α相とγ相の比率に関しては、金属3Dプリント(Additive Manufacturing)する際、アルゴン(Ar)ガスを使うのか、窒素(N2)ガスを使うのかで、その比率が変化することが報告されています(Murr et al., 2012)[1]。N2ガスでアトマイズされた粉末は、γ相を多く含んでいます(Fig.1, [1])。↑ Fig.1 N…続きを読む


  • 2018/06/01

ローラーによる粉供給システムの特徴

日本語 / English SOLIZE Productsで使用する3D Systems社の金属3Dプリンターの粉供給システムには、ローラー方式が使われています(Fig.1)。 それにより、小さく、真球度の低い粉を扱うことができます。Fig.1 ローラー粉供給システムブレード方式の粉供給システムで小さい粉を使おうとすると、小さい粉は 凝集し大きな塊になるため、粉面に筋が残ってしまう傾向があります。 そのため、均一な粉面を形成することができません。 しかし、ローラー方式の場合、凝集した粉を回転させながら崩していくため、 均一な粉面を形成することができます。小さい粉を使用することにより、 積層の厚…続きを読む


  • 2018/06/01

The Feature of Roller Powder Feeding System

日本語 / English Roller type powder feeding system is used in 3D Systems’ metal 3D printer (Fig.1). This system enables small and non-spherical powder to be used in 3D printing. Fig.1 Roller feeding System of 3D Systems Metal 3D Printer   When you want to use small powder in blade type feeding sys…続きを読む